絵図で体感する
江戸時代の人々が残した様々な時代の絵図を高精細で楽しめます。城下町の町割りは、現在と変わらないところも多いです。この絵図を見ながら赤穂城や城下町を歩き、かつての姿を想像してください。

江戸時代の人々が残した様々な時代の絵図を高精細で楽しめます。城下町の町割りは、現在と変わらないところも多いです。この絵図を見ながら赤穂城や城下町を歩き、かつての姿を想像してください。
浅野家時代赤穂城之図
兵庫県立赤穂高等学校蔵絵図の写。赤穂城の縄張全体を絵画的に描いたもの。石垣の延長や門の名前等が記されているほか、二之丸庭園が描かれている。
絵図を拡大して表示赤穂城本丸指図
たつの市立龍野歴史文化資料館蔵赤穂城請渡しの際、大石内蔵助が作成させた本丸内の詳細図。戸の数まで記されており、赤穂城本丸の構造を知るうえで重要な史料である。
絵図を拡大して表示赤穂御城本丸・二之丸之図
青山久美子氏蔵本丸及び二之丸西部の曲輪を絵画的に描いた絵図。石垣の長さが詳細に記されている。
絵図を拡大して表示赤穂御城二之丸・三之丸之図
青山久美子氏蔵二之丸東部と三之丸西部の曲輪を絵画的に描いた絵図。二之丸門や塩屋門が描かれている。
絵図を拡大して表示赤穂御城三之丸之図
青山久美子氏蔵三之丸東部の曲輪を絵画的に描いた絵図。大手門と清水門が描かれている。
絵図を拡大して表示松平右京大輔政綱公御時代之絵図
赤穂市蔵1640年代の様子を示すと思われる絵図。まだ現在の赤穂城は築かれておらず、塩田も自然地形を活かしたものであった。
絵図を拡大して表示赤穂城下絵図
姫路市立城郭研究室蔵赤穂城築城当時の絵図。赤穂城が築城されていること、1667年築造の東浜塩田唐船大土手が認められないことから1661~1666年の状況を示す。
絵図を拡大して表示播州赤穂城下仮屋図
赤穂市立歴史博物館蔵赤穂事件の起きた元禄期頃を描いた絵図。浄念寺がまだ見られないことから1700年以前と思われる。吉良邸討入り参加者の屋敷には濃淡の付箋が貼られている。
絵図を拡大して表示浅野家御代御家中町割絵図
赤穂市蔵1701年建立の浄念寺が描かれ、かつ浅野家家臣の名前が記されていることから、まさに赤穂事件直後の城下町を描いた絵図と思われる。寛政9(1797)年の写し。
絵図を拡大して表示赤穂城下町絵図
赤穂市蔵赤穂城下町が最も拡大した元禄赤穂事件直前(1701年)を描いた城下絵図。浅野家家臣名と屋敷地の間数が記されているほか、役職や知行高の付箋が貼られている。
絵図を拡大して表示上仮屋家中屋敷図
赤穂市蔵1701年の浅野家改易後の城下町の縮小を示す絵図。かつて侍屋敷があった場所が「掃地」と記されるなど空地が目立つほか、破損が著しい屋敷は■印が付けられている。
絵図を拡大して表示播州赤穂城下図(浅野家家中図)
青山久美子氏蔵城の西に1777年設置の「学校=博文館」が、城内に1778年焼失の「御用屋敷」があることから年代を限ることができる。石高の減少に伴い家数が大幅に減少している。
絵図を拡大して表示赤穂城本丸御殿間取図
赤穂市立歴史博物館蔵文久元(1861)年に改修された森家時代の藩主御殿の間取りを描く。浅野家時代と比べ、側室の住む奥御殿が減築されているほか、天守台の階段の形状も変更されている。
絵図を拡大して表示赤穂本丸内水筋絵図面
兵庫県立赤穂高等学校蔵本丸内の上水道ルートを描いた絵図。御殿の形状から1861年以後の制作と考えられる。上水道は本丸門から台所、坪庭池泉を通って大池泉を潤し、城外へ排水していた。
絵図を拡大して表示赤穂城内水筋絵図面
赤穂市蔵赤穂城内の侍屋敷への上水道ルートを描いた絵図。紙漉場があることから1777年以降と推定される。各屋敷地内それぞれに水道が引かれていることがわかる。
絵図を拡大して表示赤穂城下水筋絵図
赤穂市蔵赤穂城下の上水道ルートを描いた絵図。「講堂(博文館)」の存在から1777年以降のものである。赤線が水道ルート、黒丸が汲出枡を示す。
絵図を拡大して表示相生浦より真木村村々絵図
赤穂市立歴史博物館赤穂城下周辺の村々の様子を描く。大土手浜(1798年干拓)が描かれていることから19世紀の様子を描く。綱崎周辺の砂嘴が発達している様子がよくわかる。
絵図を拡大して表示赤穂沖付洲新開場絵図
赤穂市立歴史博物館蔵天明6(1786)年に、新たに開発した塩田を幕府の役人が立会検査を実施した際、赤穂藩が提出した絵図の控え。塩田の開発状況がよくわかる。
絵図を拡大して表示赤穂郡森領絵図
赤穂市立歴史博物館蔵塩田の開発状況より、1800年頃の森藩領の様子を示す絵図。中世の古城について記載がある。
絵図を拡大して表示赤穂郡大絵図
赤穂市立歴史博物館蔵赤穂郡の村々の位置や主要道が記載された絵図。中世の古城の位置も書かれている。
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